■ はじめに                             

 扇は、日本の伝統文化であり、平安時代(9世紀頃)になると檜扇(ひおうぎ)、
紙扇(別名:かわほり)ともに、神事、儀式、行事、服飾品などに用いられ、
たいへんな発展をみました。
 平安時代末には、中国へ渡り唐扇がつくられるようになり、17世紀頃になると
洋扇としてフランス、イギリス、イタリア等の諸国でも盛んにつくられるように
なりました。
 扇は、すえひろのかたちをしており、親しみと発展をしていく明るさを感じさせます。
また、調和と活性化の潤いを演出してくれます。


■ みやび


みやび:日本の伝統文化の基本となるもの。
    上品・優美・幽玄

                                 (H27.6.6)



■ 四時


四時(しいじ):中国晋 陶淵明(とうえんめい)(365~427)が顧愷之(こがいし)
        (五世紀の初めの頃の人)の「神情詩」の四句を紹介したといわれる。
        「神情」とは、「いうにいわれぬ 趣のあるここち」の意味。
        「四時」は春夏秋冬の時節を表現している。

          春水四沢に満ち       夏雲奇峰多し
         (しゅんすい したくにみち)(かうん きほうおおし)
           秋月明輝を揚げ       冬嶺弧松秀づ
        (しゅうげつ めいきをあげ)(とうれい こしょうひいづ)
                                 (H27.6.5)



■ 菱小紋


菱(ヒシ):ヒシ科水生一年草。葉は菱状の三角形、夏は白い四弁の小花を咲かせる。
      実が四方に出たトゲをもつ。実の中の種子は古くから食用としてもちいられる。
      「菱」は繁殖力が旺盛なことから子孫繁栄・長寿のしるしとされた。
      これゆえ、家紋が「菱形」とか、お祝いに「菱餅」がつくられたりする。

 補:ヒシ(菱 trape japonica)。食用・兵法・薬効。
   ラテン語にcalcitrapa・・・日本の忍者が使う「まきびし」がある。
                                 (H27.6.5)



■ 赤富士


赤富士:富士は日本の象徴・鳥居は心の拠り所。
    「心」がかけてくると、人が滅び国が滅びる。
    人心がすたれて久しい。これを憂える。
    「赤富士」を創作する。
    「心よ、誠と和と美に奮い立て。」
                                 (H24.2.5)



■ 梅小紋


梅:生命の本性、躍動・発展の始まり。
  早春に花開き香りを放ち、春の訪れをつたえる。
  梅の花は、家紋・お祝いのしるしにもちいられる。

作品は、大地・山川草木・おおぞら・太陽・こころを五色であらわし、
一年の生命の始まりとして「梅」を表現したもの。
                                 (H25.9.19)



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